iPadの画面を非純正ディスプレイで修理したときの不具合

公開 2026年11月2日

非純正のディスプレイで修理したiPadに起きる可能性がある問題を紹介します。部品と修理の履歴での表示も説明します。

非純正のディスプレイの問題

iPadのディスプレイとiPadOS ソフトウェアは、一緒に設計されています。

Appleによると、非純正のディスプレイでは問題が生じるおそれがあります。

おそれがあるのは、互換性やパフォーマンスに関する問題です。

問題が露見する例は、iPadOS ソフトウェアアップデートを適用した後です。

Appleが例に挙げるのは、ディスプレイのアップデートを含むものです。

サービスプロバイダによる非純正のディスプレイの使用では、次の問題が起き得ます。

Multi-Touchの問題

問題内容
反応しない部分画面の一部で、タッチへの反応がなくなります。
パフォーマンスの低下タッチが認識されないことや、位置の誤認識があります。
端や手のひらの認識誤って端に触れた場合や、手のひらが当たった場合も認識されます。
Apple Pencilパフォーマンスや精度が低下します。

ディスプレイの明るさや色の問題

項目内容
True Tone ディスプレイ正しく機能しなくなります。
環境光センサー機能が失われるか低下して、画面の明るさが不適切になります。
ディスプレイの色補正正しく機能せず、黄色みや青みが強すぎることがあります。
ディスプレイの明るさ不均一になります。
最大輝度低くなります。

Appleは、意図しないバッテリーの消耗も挙げています。

部品と修理の履歴の確認

部品と修理の履歴は、次の手順で確認します。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「一般」、「情報」の順にタップします。

確認する場所は、「情報」画面の「部品と修理の履歴」のセクションです。

このセクションが表示されるのは、次の場合に限られます。

  • iPadの部品が交換されている
  • 部品が正常に機能していない

複数回修理された部品でも、表示は直近の修理の情報だけです。

情報を入手できる部品は、モデルで異なります。

ディスプレイの情報の入手は、iPad Pro(M4およびM5)モデルで可能です。

このモデルでは、TrueDepthカメラの情報も入手できます。

Touch IDの情報を入手できるモデルは、次のとおりです。

  • iPad Air(M2、M3、M4)モデル
  • iPad mini(A17 Pro)
  • iPad(A16)

「ディスプレイ」の横のメッセージ

「ディスプレイ」の横に表示されるメッセージは、次のとおりです。

メッセージ表示される場合
「純正部品」Apple純正の部品とプロセスによる修理の場合です。
「修理を完了」修理が完了していない場合です。修理アシスタントでの修理の完了まで表示されます。
「不明」非純正のディスプレイと交換されている場合や、正常に機能していない場合です。

「不明な部品」のメッセージ

「不明な部品」のメッセージが表示される例は、交換部品が次の状態の場合です。

  • Apple純正部品ではない
  • 正常に機能していない
  • 修理の完了後の検証と、iPadへの関連付けが未実施
  • 改造されている、または別の理由で検証ができない

下取り価格への影響も、不明な部品がある場合に起こり得ます。

設定アプリの通知は、不明な部品の検出時に表示されます。

この通知は、ユーザが閉じるまで残ります。

ディスプレイを交換した場合のメッセージ

ディスプレイを交換した場合は、次のメッセージが表示される場合があります。

  • 「Appleにより、このiPadの情報がアップデートされました」

このメッセージは、AppleによるiPadのデバイス情報記録の更新を示します。

更新の目的は、修理サービス上の必要性、安全性の解析、今後の製品の改善です。

Appleによると、このメッセージが表示されても、iPadは問題なく使えます。

修理の部品と安全性

Appleがおそれを挙げている修理は、次のとおりです。

  • トレーニングを受けていない個人による修理
  • 非純正の部品を使った修理

おそれの内容は、次のものが損なわれることです。

  • デバイスの機能
  • 安全性
  • セキュリティ
  • プライバシー

修理時にネジやカバーを適切に交換しない場合のおそれも、Appleは挙げています。

部品が緩んだままになり、バッテリーの損傷による過熱やケガにつながるおそれです。

キャリブレーション

Apple純正部品は、製造時のデータで個別にキャリブレーションされています。

そのデータは、修理を完了する際に取り込まれます。

修理を完了しないまま使うことも可能です。

ただし、キャリブレーションされた部品と比べ、性能が劣る場合があります。

独立系修理プロバイダ

独立系修理プロバイダが利用できるものは、次のとおりです。

  • Appleの純正部品
  • ツール
  • トレーニング
  • サービスガイド
  • 診断プログラム
  • リソース

独立系修理プロバイダによる修理は、次の保証の対象になりません。

  • Appleの製品保証
  • AppleCareプラン

ただし、プロバイダが独自に定める修理保証の適用はあり得ます。

画面修理の料金の相場

iPad Air(第5世代)の画面修理の料金の中央値は37,800円です。

15社・365店の掲載料金によります(2026年10月25日時点)。

店ごとの料金は、iPad Air(第5世代) 画面修理の料金に掲載しています。

地域の店は都道府県から探すに掲載しています。

出典

2026年10月25日時点の内容です。

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