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iPhone修理業界の不届き者!悪徳業者の実態とは
2019年11月11日更新
生活の必需品となったiPhone
その基盤を支える一つの要素となりつつある
非正規修理店
即日修理可能でリーズナブル。
正規のサポート体制が特殊なiPhoneにとって救世主とも言えますね。
そして殆どのiPhone修理店は真面目に仕事に取り組んでいます。
しかし!修理店の中にはトラブルにつけこむ悪徳業者の存在も…
そんな悪徳業者の実態をヒカクハカセに寄せられた利用者の声をもとに暴き修理店選びに重要なポイントを紹介していきます。
iPhone修理の中でも修理料金の安さ・作業時間の早さが目立つのはバッテリー交換でしょう。iPhoneのバッテリーは年数に応じて自然に劣化していくもの。交換を考える方も多いはずです。
しかし今回お話を伺ったAさんの体験談を聞いて愕然としました。
AさんはiPhone7を三年ほど利用しバッテリーの消耗を感じネット検索で一番安い修理店を選び事前予約も必要なしという文言を信じて、直接お店に向かったそうです。受付に案内され、心配とは裏腹に笑顔と清潔感のある店員さんだったとAさんは語ります。
Aさん「バッテリーの交換をお願いしたいのですが…」
と、AさんのiPhoneを持っていってしまったそうです。
修理店の利用が初めてだったAさんは疑問を抱くこともなく待つこと10分…
そして追い出されるように外に出てiPhone7を起動すると…
…実に恐ろしい話です。
今までの話の中に、悪徳業者を見分けるポイントがいくつかあったんです!
では、1つずつ解説していきます。
まず修理端末の状態を確認をしなければ、一見しただけで何が悪いかなんてわかりませんよね?なのに何も確認せずに預かる。これは普通の修理店では有り得ない光景です。
しかも書類への記入を求めておいて、記入内容を確認せずに修理をするなんて…Aさん曰く「規約みたいなものがあってサインはしたけれど内容についての説明は無かった」とのこと…これは酷いです。
修理後の対応にも気になる点がありました。それはお店が修理後に通常動作の確認をしていないところです。修理店にとってバッテリー交換は技術的に難しい部類ではないそうですが、それでもiPhoneを開けて作業をすれば色々なパーツに触る事になります。なので必ず修理が終わったら動作確認をする。と様々な修理店で伺いました。それが普通かどうかわからないAさんのような初めてのお客さんを食い物にしている証拠です。
iPhoneのお医者さんともいえるiPhone修理店にとってお客さんの話を聞くというのは、とても大切なことです。どうしてそうなってしまったのか?が分からなければ、症状だけで修理をしなくてはいけません。使用年数や充電方法、そして修理に関する内容の説明、これからの使い方etc...普通の修理店では当たり前のようにしてくれます。
この3つのポイントを踏まえて、Aさんの体験談を読み返してみてください。「ゾッ…」とする要素が盛り沢山です。
その後、Aさんは悪徳業者と数回やり取りをしたそうですが…
「最初から壊れていた」の一点張り、しかも書類へのサインを理由に対応すらしてもらえず泣く泣く機種変更をしたそうです。
次に紹介するのはiPhoneの画面交換のお話です。
iPhone修理店の花形といえば、画面修理でしょう。
今回、お話を伺ったSさんは新型が出る度に買い替えてきたiPhoneベテランユーザーでした。なのでトラブルにもなれており画面破損の際には大概買い替えてきたそうです。
そんなベテランユーザーのSさん、使用中のiPhone8を落としてしまい液晶が半分だけ映らない状態になってしまったそう。しかも運悪くバックアップも取っていなかったとのことでした。
画面表示がおかしくなってしまったiPhoneではお店を選ぶことも出来ません。ですが幸いにもSさんの職場周辺には、街のiPhone修理店が多く、以前から看板を見てお店の存在は知っていたというSさんは急を要する状況に意を決して、お店に飛び込むことを決意しました。
Sさん「修理をお願いします!」
見積もりを聞いたSさんは内心「価格も意外とリーズナブルでよかったー」と安心。
そして同意書にサインをし預けてしまったとのこと。
仕事の合間を見て引き取りに行くと…
店員「お待ちしていました。画面はきれいになりましたよ」「あと、画面以外にも壊れている箇所があったので料金もその分増えます」
Sさんは正直、何を言っているのか全く理解できなかったといいます。
事前説明も無いまま突然料金が高くなる…。これは恐ろしい話ですよね。しかも壊れたパーツを断りもなく勝手に交換してしまうなんて普通はあり得ません。
Sさん「その壊れたパーツは戻して下さい、画面だけでいいです」
通常、普通の修理店では受付時の動作確認が出来ない場合(液晶不良や起動不可の端末)は画面修理が完了した段階で他に壊れているパーツが無いかを選定していきます。
もちろん一般的な街のiPhone修理店なら勝手に直してその修理代金を請求するなんてことはしません。さらに言えば、受付時に追加費用が掛かる可能性がある旨をしっかりと伝えてくれます。
そしてユーザーのニーズに合わせて修理箇所を最小限に抑えたり、不具合のあるパーツをすべて交換っしてくれたりと、サポートしてくれるはずです。
これもまた恐ろしい話です…
この話にも悪徳業者を見分けるポイントがあります。
まず、優良店の場合は、液晶表示が難しい状態の端末を説明もなく預かるのはありえません。動作確認が出来ないにしても、追加で修理が必要になる可能性についての説明がなければSさんのように「聞いてなかった」となるのは当たり前です。
さらにお客さんへの確認もなしでは尚更納得できないですよね。「もしかすると修理中に作業の不手際があったのでは?」そんな疑問まで浮かびます。
これはお店によって対応が分かれるポイントになりますが、最近の街のiPhone修理店の傾向では交換を行ったパーツに保証期間を設けている場合が多いです。
画面修理のようなケースでは、長い保証期間を設けているお店だと、一年間の保証を設けている修理店もあります。にもかかわらず保証の有無や、保証があるとしたら期間や内容の説明が無いということはあり得ません。
今回の記事の中で浮かび上がってきた重要なポイントを整理してみましょう。
可能であれば電話をして詳細を問い合わせてみるのが一番です。
例えば、「うちが一番安いんで悩まなくても大丈夫ですよ」というような対応は✕
どんな状態や症状であるか、お客さんの気が付かない所まで質疑応答をしてくれる店舗を選びましょう。
電話での対応がどんなによくても、「話を聞かずに端末を預かろうとするお店は✕」
しっかりと端末の状態を確認してくれるか、どんなヒアリングを行ってくれるのかを見て、お店の良し悪しを判断しましょう。
動作確認もいま何をチェックしているかという所まで伝えてくれる店員さんだと安心です。Sさんのケースのように動作の確認が難しい場合でも、しっかりと壊れている可能性のある箇所を伝えてくれる店舗が安心です。
今回のAさんの話に出てきた地域には調べてみると沢山の修理店があり、決め手に欠けるため金額で選んだというのがAさんの考え方でしたね。
安いものには裏があるという言葉の通りの結末となってしまいました。もちろん中には安くて質も良い優良店もありますが、そんなお店を探すのは至難の業。特にiPhone修理店の利用が初めての方には難しいです。
今回、お話を伺ったAさんとSさんのケースで分かるのはユーザーもしっかりとお店を選んで行く必要があるという事ですが…
「これだけ書いてあると、iPhone修理店は悪徳業者ばかりかもしれない!」
と思われる方も居るでしょう…
ハッキリ言って、そんなことはありません!
一部の悪徳業者のせいで優良店舗まで信頼を失う、それは由々しき事態です。
そんな修理業界の不届き者「悪徳業者」の被害者を減らすためにも、ユーザーの皆様が優良店舗を選ぶポイントを紹介させて頂きました。
是非、修理店選びの参考にしてみて下さい。
【併せて読みたい記事】
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iPhoneのバッテリー交換はどこで行うのがいい?交換時期やお店の選び方は?
総務省登録修理業者とは?
iPhone修理業界の不届き者!悪徳業者の実態とは
生活の必需品となったiPhone
その基盤を支える一つの要素となりつつある
非正規修理店
即日修理可能でリーズナブル。
正規のサポート体制が特殊なiPhoneにとって救世主とも言えますね。
そして殆どのiPhone修理店は真面目に仕事に取り組んでいます。
しかし!修理店の中にはトラブルにつけこむ悪徳業者の存在も…
そんな悪徳業者の実態をヒカクハカセに寄せられた利用者の声をもとに暴き修理店選びに重要なポイントを紹介していきます。
ケース1.バッテリー交換だけのハズが…
iPhone修理の中でも修理料金の安さ・作業時間の早さが目立つのはバッテリー交換でしょう。iPhoneのバッテリーは年数に応じて自然に劣化していくもの。交換を考える方も多いはずです。
しかし今回お話を伺ったAさんの体験談を聞いて愕然としました。
AさんはiPhone7を三年ほど利用しバッテリーの消耗を感じネット検索で一番安い修理店を選び事前予約も必要なしという文言を信じて、直接お店に向かったそうです。受付に案内され、心配とは裏腹に笑顔と清潔感のある店員さんだったとAさんは語ります。
Aさん「バッテリーの交換をお願いしたいのですが…」
店員「わかりました、ではコチラの書類に記入をお願いします」
「記入が終わりましたら、そちらの席でお待ち下さい」
と、AさんのiPhoneを持っていってしまったそうです。
修理店の利用が初めてだったAさんは疑問を抱くこともなく待つこと10分…
店員「終わりました、料金は○○円になります。」Aさん「ありがとうございます!」
そして追い出されるように外に出てiPhone7を起動すると…
Aさん「あれ、タッチが効かない…」
…実に恐ろしい話です。
今までの話の中に、悪徳業者を見分けるポイントがいくつかあったんです!
では、1つずつ解説していきます。
1.受付時の対応が✕
まず修理端末の状態を確認をしなければ、一見しただけで何が悪いかなんてわかりませんよね?なのに何も確認せずに預かる。これは普通の修理店では有り得ない光景です。
しかも書類への記入を求めておいて、記入内容を確認せずに修理をするなんて…Aさん曰く「規約みたいなものがあってサインはしたけれど内容についての説明は無かった」とのこと…これは酷いです。
2.修理後の対応が✕
修理後の対応にも気になる点がありました。それはお店が修理後に通常動作の確認をしていないところです。修理店にとってバッテリー交換は技術的に難しい部類ではないそうですが、それでもiPhoneを開けて作業をすれば色々なパーツに触る事になります。なので必ず修理が終わったら動作確認をする。と様々な修理店で伺いました。それが普通かどうかわからないAさんのような初めてのお客さんを食い物にしている証拠です。
3.十分なヒアリングや説明を行わない
iPhoneのお医者さんともいえるiPhone修理店にとってお客さんの話を聞くというのは、とても大切なことです。どうしてそうなってしまったのか?が分からなければ、症状だけで修理をしなくてはいけません。使用年数や充電方法、そして修理に関する内容の説明、これからの使い方etc...普通の修理店では当たり前のようにしてくれます。
この3つのポイントを踏まえて、Aさんの体験談を読み返してみてください。「ゾッ…」とする要素が盛り沢山です。
その後、Aさんは悪徳業者と数回やり取りをしたそうですが…
「最初から壊れていた」の一点張り、しかも書類へのサインを理由に対応すらしてもらえず泣く泣く機種変更をしたそうです。
ケース2.画面交換を頼んだら…
次に紹介するのはiPhoneの画面交換のお話です。
iPhone修理店の花形といえば、画面修理でしょう。
今回、お話を伺ったSさんは新型が出る度に買い替えてきたiPhoneベテランユーザーでした。なのでトラブルにもなれており画面破損の際には大概買い替えてきたそうです。
そんなベテランユーザーのSさん、使用中のiPhone8を落としてしまい液晶が半分だけ映らない状態になってしまったそう。しかも運悪くバックアップも取っていなかったとのことでした。
Sさん「仕事中ということもあり、とにかく急いで直さなければいけませんでした。」
画面表示がおかしくなってしまったiPhoneではお店を選ぶことも出来ません。ですが幸いにもSさんの職場周辺には、街のiPhone修理店が多く、以前から看板を見てお店の存在は知っていたというSさんは急を要する状況に意を決して、お店に飛び込むことを決意しました。
Sさん「修理をお願いします!」
店員「機種は?iPhone8ですか、画面交換だけの価格はこれくらいですね」
Sさん「お願いします」(安いんだ♪)
見積もりを聞いたSさんは内心「価格も意外とリーズナブルでよかったー」と安心。
そして同意書にサインをし預けてしまったとのこと。
仕事の合間を見て引き取りに行くと…
店員「お待ちしていました。画面はきれいになりましたよ」「あと、画面以外にも壊れている箇所があったので料金もその分増えます」
Sさん「え、聞いてません。どういうことですか?」
店員「来店時に液晶が表示不良をおこしてましたよね?なので何が壊れているかわかりませんでした。液晶以外の動作不良を起こしていた他のパーツも交換しておいたんですよ」
Sさんは正直、何を言っているのか全く理解できなかったといいます。
事前説明も無いまま突然料金が高くなる…。これは恐ろしい話ですよね。しかも壊れたパーツを断りもなく勝手に交換してしまうなんて普通はあり得ません。
Sさん「その壊れたパーツは戻して下さい、画面だけでいいです」
店員「使用したパーツは戻せません、規約にも書いてあります」
Sさん「そんな…」
通常、普通の修理店では受付時の動作確認が出来ない場合(液晶不良や起動不可の端末)は画面修理が完了した段階で他に壊れているパーツが無いかを選定していきます。
もちろん一般的な街のiPhone修理店なら勝手に直してその修理代金を請求するなんてことはしません。さらに言えば、受付時に追加費用が掛かる可能性がある旨をしっかりと伝えてくれます。
そしてユーザーのニーズに合わせて修理箇所を最小限に抑えたり、不具合のあるパーツをすべて交換っしてくれたりと、サポートしてくれるはずです。
Sさん「結局、何も出来ないまま払いました。その後、交換した画面も表示がおかしくなってしまって散々です。サインした書類にあった保証等の説明もなく…どうしようもありませんでした」
これもまた恐ろしい話です…
この話にも悪徳業者を見分けるポイントがあります。
1.受付時の対応が✕
まず、優良店の場合は、液晶表示が難しい状態の端末を説明もなく預かるのはありえません。動作確認が出来ないにしても、追加で修理が必要になる可能性についての説明がなければSさんのように「聞いてなかった」となるのは当たり前です。
さらにお客さんへの確認もなしでは尚更納得できないですよね。「もしかすると修理中に作業の不手際があったのでは?」そんな疑問まで浮かびます。
2.修理後の対応が✕
これはお店によって対応が分かれるポイントになりますが、最近の街のiPhone修理店の傾向では交換を行ったパーツに保証期間を設けている場合が多いです。
画面修理のようなケースでは、長い保証期間を設けているお店だと、一年間の保証を設けている修理店もあります。にもかかわらず保証の有無や、保証があるとしたら期間や内容の説明が無いということはあり得ません。
悪徳業者を避けるには…
今回の記事の中で浮かび上がってきた重要なポイントを整理してみましょう。
1.まず電話で問合せをする。
可能であれば電話をして詳細を問い合わせてみるのが一番です。
例えば、「うちが一番安いんで悩まなくても大丈夫ですよ」というような対応は✕
どんな状態や症状であるか、お客さんの気が付かない所まで質疑応答をしてくれる店舗を選びましょう。
2.受付時の対応を見る。
電話での対応がどんなによくても、「話を聞かずに端末を預かろうとするお店は✕」
しっかりと端末の状態を確認してくれるか、どんなヒアリングを行ってくれるのかを見て、お店の良し悪しを判断しましょう。
動作確認もいま何をチェックしているかという所まで伝えてくれる店員さんだと安心です。Sさんのケースのように動作の確認が難しい場合でも、しっかりと壊れている可能性のある箇所を伝えてくれる店舗が安心です。
3.料金だけでお店を選ばない。
今回のAさんの話に出てきた地域には調べてみると沢山の修理店があり、決め手に欠けるため金額で選んだというのがAさんの考え方でしたね。
安いものには裏があるという言葉の通りの結末となってしまいました。もちろん中には安くて質も良い優良店もありますが、そんなお店を探すのは至難の業。特にiPhone修理店の利用が初めての方には難しいです。
最後に
今回、お話を伺ったAさんとSさんのケースで分かるのはユーザーもしっかりとお店を選んで行く必要があるという事ですが…
「これだけ書いてあると、iPhone修理店は悪徳業者ばかりかもしれない!」
と思われる方も居るでしょう…
ハッキリ言って、そんなことはありません!
一部の悪徳業者のせいで優良店舗まで信頼を失う、それは由々しき事態です。
そんな修理業界の不届き者「悪徳業者」の被害者を減らすためにも、ユーザーの皆様が優良店舗を選ぶポイントを紹介させて頂きました。
是非、修理店選びの参考にしてみて下さい。
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