2026年4月6日更新
iPhoneの自己修理は簡単?方法と注意点を徹底解説【2026年版】

iPhoneの画面が割れた、バッテリーの持ちが悪くなった。そんなとき「自分で直せないかな?」と考える方もいるのではないでしょうか。
2022年にはAppleが「Self Service Repair」プログラムを開始し、さらに2024年秋にはiOS 18の「修理アシスタント」機能が追加されるなど、自己修理を取り巻く環境は大きく変化しています。
この記事では、2026年現在のiPhone自己修理の方法と注意点、そしてプロの修理店に依頼した方がよい理由までを詳しく解説します。
この記事でわかること
iPhoneは自分で直せるの?
2026年の自己修理事情(Self Service Repair)
自己修理のメリット
自己修理のデメリットとリスク
自分で修理する場合の準備
それでもプロに任せた方がよい理由
おすすめの修理店を探す
まとめ
iPhoneは自分で直せるの?

結論から言うと、iPhoneは自分で直すことが可能です。ただし、簡単ではありません。
iPhoneを自分で修理するには、専用工具と交換用パーツの準備に加えて、修理手順の正確な理解が必要です。また、機種ごとに内部構造が異なるため、対象機種に合った手順で作業しなければなりません。
さらに、故障の原因を自分で正しく診断する必要があります。診断を誤ると、パーツを交換しても症状が改善されなかったり、最悪の場合は端末を完全に壊してしまうリスクもあります。
2026年の自己修理事情
近年、世界的に「Right to Repair(修理する権利)」の動きが広がっています。そのため、Appleも自己修理に対する姿勢を大きく変えています。
Apple Self Service Repair
2022年にAppleが開始した公式の自己修理プログラムです。Apple純正部品や専用工具をAppleから直接購入でき、修理マニュアルも公式に提供されています。ただし、2026年現在、日本では一部の対応にとどまっており、利用できる機種や修理メニューには制限があります。
iOS 18の修理アシスタント機能
また、2024年秋のiOS 18アップデートでは「修理アシスタント」機能が追加されました。この機能により、非正規店で交換した部品もiPhoneが正しく認識できるようになっています。そのため、以前よりも自己修理や非正規店での修理がしやすい環境になっています。
iFixitとの提携
さらに、Appleは分解・修理情報サイト「iFixit」と提携し、Apple純正部品の一部をiFixit経由でも販売しています。修理マニュアルも充実しており、自己修理のハードルは以前より下がっています。
Apple公式の修理サービスについて詳しくはApple公式サイトをご確認ください。
自己修理のメリット

自己修理には以下のようなメリットがあります。
修理費用を安く抑えられる
自己修理の最大のメリットは、費用を安く抑えられることです。パーツ代だけで済むため、正規店はもちろん、街の修理店よりもさらに安く修理できる場合があります。
精密機器への理解が深まる
また、一度自分で修理を行うことで、iPhoneの内部構造や精密機器の繊細さを実感できます。そのため、今後のiPhoneの取り扱いに対する意識も変わるでしょう。
自分のタイミングで修理できる
加えて、予約や来店の必要がないため、自分の好きなタイミングで修理に取り掛かれるのもメリットです。
自己修理のデメリットとリスク

一方で、自己修理には大きなデメリットとリスクが伴います。
端末を壊してしまう可能性がある
最も大きなリスクは、修理中にiPhoneを壊してしまう可能性があることです。プロの修理スタッフは数千台の修理経験を持っていますが、初めて修理する方がミスなく作業を完了するのは容易ではありません。特に、ケーブルの断線や基板の損傷は取り返しがつかない故障につながります。
保証が一切ない完全自己責任
さらに、通販で購入したパーツが不良品であっても、返品や交換に応じてもらえないケースが少なくありません。そのため、不良パーツを引いた場合は再度購入する必要があり、結果的にコストが増えることもあります。
防水性能が失われる
加えて、自己修理でiPhoneを開封すると、防水・防塵のシールが剥がれてしまいます。再組み立て時に同等の防水性能を確保することは非常に難しく、修理後に水濡れ故障のリスクが高まります。
Appleの保証対象外になる可能性
ただし、2024年以降はAppleが自己修理への対応を進めているため、Apple Self Service Repairのプログラムを利用した正規部品での修理であれば、保証に影響しないケースも増えています。非正規パーツを使用した場合は引き続き注意が必要です。
自分で修理する場合の準備

それでも自己修理に挑戦したい方のために、準備の流れを解説します。
① 専用工具を用意する
まず、iPhone修理専用の工具セットが必要です。星型ドライバー(ペンタローブ)、吸盤、ピンセット、スパッジャーなどが含まれたセットがAmazonなどで2,000〜3,000円程度で購入できます。
② 交換用パーツを調達する
次に、交換したい部品を用意します。画面パネルやバッテリーなどは通販サイトで購入可能です。ただし、品質にばらつきがあるため、レビュー評価の高いショップを選びましょう。Apple Self Service Repairが利用できる場合は、Apple純正部品を入手することも可能です。
③ 修理手順を確認する
さらに、修理手順を事前にしっかり確認しましょう。おすすめは世界中の修理経験者が投稿するiFixitです。機種ごとに詳細な分解手順が写真付きで掲載されており、信頼性の高い情報源です。
④ バックアップを取る
修理中にデータが消えてしまうリスクに備えて、iCloudまたはパソコンへのバックアップを必ず取っておきましょう。
それでもプロに任せた方がよい理由
ここまで自己修理の方法を解説してきましたが、正直なところプロの修理店に依頼することをおすすめします。その理由は以下の通りです。
コスト差は数千円程度
自己修理でパーツ代+工具代を合計すると、街の修理店との差額はわずか数千円程度です。そのため、リスクに対してのリターンが小さいといえます。
プロなら最短15分で完了
また、街の修理店ならバッテリー交換は最短10〜15分、画面修理でも最短15〜30分で完了します。自己修理では初めてだと1〜2時間以上かかることも珍しくありません。
修理保証が付く
さらに、プロの修理店では修理後に1ヶ月〜6ヶ月の保証が付きます。自己修理には保証が一切ないため、万が一の不具合にも対応できません。
データもそのまま
加えて、街の修理店ではデータを残したまま修理が可能です。自己修理で誤って基板を損傷した場合、データの復旧が困難になるリスクがあります。
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まとめ
iPhoneの自己修理は可能ですが、端末を壊すリスクや防水性能の喪失など、大きなデメリットがあります。
2026年現在はAppleの「Self Service Repair」やiOS 18の修理アシスタント機能により、自己修理の環境は改善しています。ただし、工具代やパーツ代を合計すると、街の修理店との差額はわずか数千円程度です。
そのため、修理経験がない方にはプロの修理店に依頼することをおすすめします。最短15分の即日修理、データそのまま、修理保証付きと、メリットが大きいためです。
ご自身のスキルやリスク許容度に合わせて、最適な修理方法を選んでください。
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。料金やサービス内容は変更になる場合がありますので、最新情報は各店舗の公式サイトをご確認ください。
