iPhoneの充電上限と、バッテリー充電の最適化の設定を紹介します。Appleのサポート記事の案内に沿って説明します。
バッテリーの経年劣化
充電式バッテリーはすべて消耗品です。化学的経年劣化が進むと、充電可能な容量が低下します。その結果、バッテリーの駆動時間が短くなります。
化学的経年劣化には、時間の経過のほか、温度の履歴や充電パターンも関係します。
バッテリー充電の最適化
「バッテリー充電の最適化」は、フル充電のままの時間を短くする機能です。バッテリーの劣化を防ぐことを狙いとしています。
有効にすると、所定の条件下で、80パーセントまで充電した後の充電を遅らせます。
iPhoneは、機械学習で毎日の充電の傾向を把握します。長い時間、充電器に接続されると予測されるときだけ働きます。
この機能は、14日以上かけて充電の習慣を学習した後に働きます。特定の場所で9回以上、毎回5時間以上の充電も必要です。
働いているときは、フル充電の時期を知らせる通知がロック画面に表示されます。すぐにフル充電する場合は、通知を長押しして「今すぐ充電」をタップします。
充電上限
iPhone 15モデル以降では、充電上限を選択できます。80パーセントから100パーセントまで、5パーセント刻みです。
iPhoneは、選択した上限の数パーセント以内まで充電します。その後、充電を停止します。
電源に接続している間に残量が5パーセントを下回ると、充電が再開されます。
上限が100パーセント未満でも、ときどき100パーセントまで充電されます。充電状態の推測精度を維持するためです。
「バッテリー充電の最適化」は、充電上限が100パーセントのときに利用できます。
充電オプションを変更する手順
iPhone 15モデル以降の手順です。
- 「設定」で「バッテリー」をタップします。
- 「充電」をタップします。
- オプションを選択します。
iPhone 14モデル以前の手順です。
- 「設定」を開きます。
- 「バッテリー」の「バッテリーの状態と充電」をタップします。
- 「バッテリー充電の最適化」のオンとオフを切り替えます。
最適化をオフにすると、バッテリーが消耗しやすくなる可能性があります。耐用年数が縮む可能性もあります。
低電力モード
低電力モードは、バッテリー残量が少ないときに駆動時間を延ばす機能です。バックグラウンド処理を減らし、消費電力を抑えます。
| 機種 | 切り替えの手順 |
|---|---|
| iPhone 15以降 | 「設定」の「バッテリー」で「電力モード」を開き、「低電力モード」をタップ |
| iPhone 14以前 | 「設定」の「バッテリー」で「低電力モード」をタップ |
コントロールセンターのバッテリーアイコンでも切り替えられます。Siriに頼んで切り替えることもできます。
低電力モードでは、次の機能が制限されます。
- 自動ロックは30秒に設定されます。
- ディスプレイの明るさが低下します。
- iCloud写真は一時的に停止します。
- 自動ダウンロードはオフになります。
- アプリのバックグラウンド更新はオフになります。
オンの間は、ステータスバーのバッテリーアイコンが黄色になります。充電量が80%以上になると、自動的にオフになります。
適応型電力制御が有効な対応デバイスでは、残量が20%を下回るとオンになります。
出典
2026年10月3日時点の内容です。
- iPhoneの充電上限とバッテリー充電の最適化について - Apple サポート (日本)(外部)
- iPhoneやiPadで低電力モードを使ってバッテリーを長持ちさせる - Apple サポート (日本)(外部)