Touch IDの設定方法と使い方、機能しない場合の対処を紹介します。Touch IDは、指紋認証センサーです。
Touch IDセンサーの位置
Touch IDセンサーは、ホームボタンに搭載されています。
トップボタンに搭載されているのは、次のiPadです。
- iPad Air(第4世代)以降
- iPad mini(第6世代)
設定の手順にそって進むと、使うボタンが画面上で案内されます。
Touch IDの設定方法
Touch IDは、iPhoneとiPadの特定のモデルで利用できます。
設定の準備として、デバイスのパスコードの作成が必要です。
パスコードの作成後の手順は、次のとおりです。
- 清潔で乾いた状態か、指とTouch IDセンサーを確認します。
- 設定アプリの「Touch IDとパスコード」をタップします。続けて、パスコードを入力します。
- 「指紋を追加」をタップします。デバイスの持ち方は、普段Touch IDセンサーに触れる時と同じです。
- ボタンは押さずに、Touch IDセンサーに指先を置きます。置いた時点で、指紋の認識作業が始まります。指を離さずに待つのは、ブルッという振動か、指先を上げる指示までです。
- 指先は、持ち上げては置く動作をゆっくり繰り返します。指先の位置は、毎回少しずつ調整します。
- 次の画面で、グリップの調整が指示されます。持ち方は、普段ロックを解除する時と同じです。タッチする位置は、最初にスキャンした中央部分から、指紋の外側の境界部に変えます。
iPhoneのロック解除
設定が済むと、Touch IDでiPhoneのロックを解除できます。
Touch IDセンサーは、登録済みの指で押します。
iTunes Store・App Store・Apple Booksでの決済
Touch IDは、Apple Accountパスワードの代わりに使えます。
決済の手順は、次のとおりです。
- 「設定」の「Touch IDとパスコード」を開きます。「iTunesとApp Store」のオンを確認します。オンにできない場合は、Apple Accountでサインインします。サインインは、設定アプリの「iTunesとApp Store」から行います。
- iTunes Store、App Store、Apple Booksを開きます。
- 購入したいものをタップすると、Touch IDの画面が表示されます。
- 購入の操作は、Touch IDセンサーに軽く触れることです。
Apple Pay決済でのTouch ID
iPhoneの場合
対象は、iPhone 6またはiPhone 6 Plus以降です。
Touch IDを使えるApple Pay決済は、次のとおりです。
- 店頭での決済
- アプリ内での決済
- SafariのWebサイトでの決済
Macで始めたWebサイトの購入手続きも、Touch IDの認証の対象です。
iPadの場合
次のiPadでは、Apple Pay決済にTouch IDを使えます。
- iPad Pro
- iPad Air 2以降
- iPad(第5世代)以降
- iPad mini 3以降
対象は、アプリ内課金と、SafariのWebサイトでの購入時の決済です。
Touch IDの設定の管理
管理は、設定アプリの「Touch IDとパスコード」で行います。
Touch IDのオン/オフを切り替える項目は、次のとおりです。
- 「パスコード」
- 「iTunesとApp Store」
- Apple Pay
登録できる指紋は、最大5つです。
新しい指紋の登録時は、認識に少し時間がかかる場合があります。
指紋をタップすると、名前を変更できます。
削除する時は、対象の指紋をタップします。続けて、「指紋を削除」をタップします。
センサーへのタッチで、リストの指紋と照合できます。
照合の結果、指と一致した指紋がハイライトされます。
センサーを押さないロック解除
押さずに解除する手順は、次のとおりです。
- 設定アプリで、「アクセシビリティ」を開きます。
- ホームボタンかトップボタンの項目をタップします。
- 「指を当てて開く」をオンにします。
Touch IDが機能しない場合の対処
Touch IDでロックを解除できない場合は、次の手順を実行します。
指紋を登録できない場合も、同じ手順です。
1つの手順の実行ごとに、Touch IDの動作を試します。
- 使用中のiOSかiPadOSが、最新バージョンか確認します。
- 「Touch IDの設定方法」の手順1の確認を、もう一度行います。センサーの埃や汚れは、拭き取ります。拭き取りには、清潔で糸くずの出ない柔らかい布を使います。
- Touch IDセンサーは、指でしっかりと覆います。センサー周囲の金属のリングにも、指が触れるようにします。スキャン中は、指を動かしません。すばやいタップも避けます。
- ケースやスクリーンプロテクターが、センサーやリングにかぶらないようにします。
- 「設定」の「Touch IDとパスコード」で、設定の状態を確認します。
- 別の指の登録を試します。
指紋の認識に影響することがあるものの例は、次のとおりです。
- 水分
- 油分
- ローション
- 汗
- 切り傷
- 乾燥肌
一時的に認識がうまくいかない原因の例は、次のとおりです。
- 運動をすること
- シャワーを浴びること
- 泳ぐこと
- 料理をすること
- 指紋に関係する変化
手順5で確認するのは、次のどちらかがオンになっていることです。
- 「iPhoneのロックを解除」の項目
- 「iTunes StoreとApp Store」の項目
指紋が1つ以上登録済みであることも、手順5で確認します。
それでも機能しない場合
上記の手順で解決しない場合、次の状態では修理サービスが必要な可能性があります。
- 「失敗 — Touch ID設定を完了できません」と表示される状態
- 「Touch ID」がオンにならない状態
- 「Touch ID」がグレイ表示の状態
パスコードの入力が必要になる状況
次の状況では、Touch IDの代わりに入力が必要なことがあります。
入力するのは、パスコードかApple Accountです。
- デバイスの再起動の直後
- 指紋が5回続けて認識されなかった場合
- ロックの解除が48時間以上ない場合
- リモートロックコマンドを、iPhoneが受け取った場合
- 指紋の登録または削除をした場合
- 「設定」メニューの「Touch IDとパスコード」を開く時
- 緊急SOSの使用中
- メディカルIDの表示中
iPhoneで次の両方に当てはまる場合も、入力が必要なことがあります。
- 過去6.5日間、パスコードでロックを解除していない場合
- 過去4時間以内に、Face IDかTouch IDで解除していない場合
出典
2026年10月18日時点の内容です。