LTEの上を行く？新しい通信規格５Gとは

新しい通信規格「５G」

皆さんは５Gという言葉はご存知でしょうか。
高速の通信規格である４G LTEという言葉は広く認知されましたが５Gはまだ馴染みが無いと思います。この５Gによって近年実現するであろう未来についてご紹介していきます。

そもそも５Gの「G」とは

５Gの「G」とは「Generation（世代）」の頭文字となります。
つまりガラケー時代に使われていた３Gは２世代前の通信規格のことになります。
１G→音声をアナログ電波で送信する規格。
２G→デジタル方式のメールやネットに対応。
３G→２Gの通信速度を8倍程度早くした規格。
４G→３Gの10倍程度のスピードになった高速通信規格。
５G→４Gの10倍の速さ？？
このように世代を追うごとに通信速度が上がっていきます。
今現在最速の通信規格４GによってyoutubeやTikTokなど動画投稿アプリを楽しんだり、Amazon primeやnetfrixなどの動画ストリーミングサービスを楽しむことができます。ではその上を行く通信規格の５Gが実現したら、どんな未来が待っているのでしょうか。

５Gでできるようになること

自動運転車両

長距離運転時に「自動で運転してくれー」と思ったことはありませんか？
それが現実になるのです。
例えば、道路を通行するすべての車両・歩行者・信号に５G通信によるデータ送受信機能があれば決して夢ではなくなります。
もし眠ってしまってもいても５G通信による遠隔運転で誰かが移動してくれるかもしれません。

無人建築

ドローンと５Gの合わせ技によって人が赴くことなく俯瞰で監視・測定が可能になることから、重機などを遠隔で動かして無人で建造物の建築が可能となります。これにより危険作業を機械に任せたり、人件費の大幅節約によるコストの大幅カットが可能となります。

AR放送

最近開始された４K放送ですが、その上を行くAR放送というものがあります。
５G通信によって拡張現実のリアルタイム放送を行うことが可能となります。
例えばあなたのご自宅で大谷翔平がホームランを打ったり、アイドルが踊ったりします。2次元キャラクターが立体的に動くことだって夢ではありません。

とうとう自分の分身も…

５G通信によって、視覚や聴覚、触覚といった生物ならではの感覚もデータ通信可能になるとのことで、近い将来は自分の分身となるロボットが自分の替わりに外へ出て買い物したり、仕事をしたりする時代もやってくるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。なんだか遠い未来の話をしているような感覚になってしまいましたがこれらが５Gによって近い将来実現可能となると言われています。ほかにも工場・オフィスや農林水産業の分野でも技術進化が実現するとのことなので、もし興味のある方は詳しく調べてみてはいかがでしょうか。