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iPhoneの画面がバキバキに…これって直るの?

2019年11月18日更新

iPhoneの画面がバキバキに…これって直るの?





直せます。でも放置していると直せなくなるかも…


iPhoneを始めとした各種スマートフォンの画面割れは基本的にフロントパネルを交換することで直すことができます。
しかし、ちょっとした水滴で割れた隙間から水が内部に入ってしまい、修理不能になる恐れがあります。
最近のモデルではIP68など耐水・防塵性能が売りののスマートフォンが多くなりましたが、いくら耐水性能があるスマートフォンと言えども画面が割れたり、ヒビが入っている場合は割れたガラス面の隙間から水が入る恐れあり、耐水性能著しく低下してしまいます

どうやって直すの?


割れてしまったディスプレイ部分のパネルを取り外して、新しいパネルと交換をすることで修理が完了します。

これだけだと非常に簡単に感じてしまいますが、その実、難易度が意外と高いようです。

iPhoneを例に作業工程を解説していくと…


工程1 画面を開ける
工程2 パネルと本体を接続しているコネクタを丁寧に取り外す。
工程3 パネルについている部品(近接センサーやホームボタン、パネルステー)を取り外し、交換するパネルに移植する。
工程4 分解したものをもとの状態に戻す
工程5 パネルをはめ込みなおし修理完了!

このようになるのですがこの中に、素人には難しいポイントが3つあります。

画面を開けるときにフレームやコネクタを傷つけてしまうかも…


一つ目の難しいポイントは工程1の「画面を開ける」際に訪れます。

最近のiPhoneは耐水・防塵が当たり前になり、iPhoneの本体とディスプレイが強力に圧着されています。

そのため、画面を開ける際にはオープナーと呼ばれる専用器具やヘラが必要です。iPhoneにはパネルや各種パーツと本体を繋ぐコネクタがあるため慎重に外さなくてはなりません。

コネクタはちょっとした衝撃やねじれ、静電気などでダメージを受けてしまい、最悪の場合はパネルに付属しているホームボタンやインカメラが機能しなくなってしまいます。

パーツの移植は難易度MAX!?


iPhoneのフロントパネルにはインカメラやホームボタン、パネルステーなど、多くのパーツが取り付けられていますが、これを新しく交換するパネルに移植する作業がとても難しいです。

さらに、iPhoneのセキュリティ機能であるTouchIDやFaceIDは一度壊れてしまうと、仕様上直すことは不可能な為、細心の注意を払って取り外し・取り付けを行う必要があります。初見では必ず壊すと言われている部分ですので、街の修理店で修理を行ってもらうのが一番です。

ネジ一本でもちゃんと元に戻さないと壊れてしまうかも…


iPhoneに取り付けられているネジは一本一本長さ微妙に違い、その取付位置を誤ると、パーツを壊してしまう可能性があります。

例え正しくネジを入れている場合でも、ネジの締めすぎによるパーツの破損リスクもあるため、慎重に取り扱わなければなりません。

iPhoneの心臓部分である基板(ロジックボード)に配置されるはずのネジを間違えたために、修理そのものが不可能となることもあります。

このように画面交換ひとつでも、注意すべきポイントが多いため、自己修理などは行わず、街の修理店にiPhone修理を頼むのがベターでしょう。


お値段について


お値段は機種によって変わります。大まかな相場をまとめると

  • iPhone6Sで6,000円~10,000円

  • iPhone7で7,000円~12,000円

  • iPhone8で8,000円~13,000円


こんなイメージです。



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