あなたの個人情報を守る。パスワード管理の方法！

パスワードの保管場所

銀行口座やクレジットカードに使う暗証番号。皆様は忘れずに覚えておりますでしょうか。もし、忘れてしまっていた場合、必要な時にお金が引き出せなかったり、支払いが出来なくなってしまったりと非常に不便です。

暗証番号の変更も大変で、本人確認手続きや書類のやり取りなど非常に面倒な思いをしなければなりません。もちろんインターネット上にあるYahooIDやGoogleアカウントのパスワードも同じで、忘れてしまうとパスワードの復旧作業が非常に大変です。

だからと言って、暗証番号やパスワードをメモして目に見える場所に保管してしまうのは本末転倒。かといって、全て頭で覚えるのも至難の業。ではどのように暗証番号やパスワードを保管するのが、安全かつ便利なのでしょうか。

今回は、利便性もありつつセキュリティもばっちりなパスワードの管理方法をご紹介していきます。

ファイル＋メモ

エクセルやメモ帳などのファイルにパスワードを保管しておき、そのファイルを開くためのパスワードは紙で保管するという方法。こちらはパソコンなどでファイルを管理する際に便利です。

また、スマートフォンであってもメモ帳に保存したファイルをロックができる機能があるので、メモ帳を開くためのパスワードさえ覚えておけば比較的安全にパスワードを管理することが出来ます。

個人レベルのパスワードや暗証番号の保管についておススメできるのはやはり「ファイル＋メモ」です。やはり全てのアカウント情報を紙に残すのは大変な作業ですし、コピー＆ペーストができるファイルに残していくことで利便性を担保できます。

ブラウザのパスワード保存機能を使うのも、もちろん便利ではありますが第三者に勝手にログインされてしまう恐れや、端末の動作を軽くする際に誤って削除してしまう恐れもあります。しかしロックされたファイルは削除するにもパスワードが必要なため、誤って削除する心配も少ないです。

アプリ＋メモ

パスワード保管アプリにパスワードを保管し、アプリを開くためのパスワードは紙で保管するという方法です。こちらも「ファイル＋メモ」の方法に似た方法ですが利便性に長けた一面があります。

例えば、ブラウザ上でログインの必要な場合にパスワードの自動入力が可能なアプリや、端末の起動時に自動でアカウントログインをしてくれるようなアプリもあります。

企業・グループ単位でのパスワード管理の場合、「アプリ＋メモ」が最適です。複数人での使用の場合、やはり気になるのがセキュリティと利便性です。

セキュリティは安全性の高い「AES-256」の暗号方式を使用したアプリを選ぶとして、利便性についてはアカウントに合わせて自動ログインを行える機能やデバイス間共有の可能な機能があるかなど、ファイルにはないセキュリティと利便性が担保できるのが「アプリ＋メモ」の強みです。

パスワード保管アプリのセキュリティは？

パスワード保管アプリの中には米政府も採用している暗号技術である「AES-256」を使っているものもあり、一般人がハッキングするのはほぼ不可能なレベルの高度なセキュリティを持つものもあります。

さらに、もしスマホそのものを紛失してしまった場合もスマホ自体にロックすることで、悪用されてしまう心配もありません。

パスワード管理アプリを選ぶ際には「AES-256」という暗号方式を使っているかどうかが一つの選定基準となります。セキュリティ面にこだわりがある場合は暗号方式を確認しましょう。

まとめ

パスワードの管理と一言にいってもそのパスワードの使用用途やセキュリティの必要性は様々。「すべてをガチガチのセキュリティで厳重に管理する。」という場合以外は「なるべく低コスト」「なるべく便利に」この観点から方法を考えていくのが良いのではないでしょうか。それでは！