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あなたは足りてる?ネット回線の通信速度

あなたは足りてる?ネット回線の通信速度


通信速度って何?
よく聞く「下りbps」と「上りbps」とは?
実際にどれくらいの速度が必要か
ベストエフォートとは?
どうすれば快適に使えるの?
まとめ

通信速度って何?




通信速度」とは電話回線や電話回線やLANケーブル、無線などの媒体を通じてデータを転送できる速さのことです。単位はbps(ビーピーエス)と呼ばれ、1秒間に転送できるデータ量がわかります。もちろんその数字が大きければ大きいほど通信速度速くなります。

よく見かけるGbpsやMbpsやKbpsという単位ですが、実は全て意味は一緒で数字の大きさが違うだけなのです。K(キロ)の1024倍M(メガ)そのさらに1024倍G(ギガ)と大きくなります。

つまり320Mbpsという数字は「一秒間に320メガバイトのデータ通信ができますよ」という意味になるのです。さらに言うと320メガ以下のファイルは全て一秒以内に転送できてしまうということです。これって結構すごいことですね。

よく聞く「下りbps」と「上りbps」とは?




ここまでで通信速度bpsという単位で表され、数字が大きいほど早いというのはわかりました。では最近よく耳にする「下りbps」「上りbps」とは一体何なのでしょうか。

まず「下りbps」はダウンロードの際の通信速度となります。例えば、YOU TUBEの動画を楽しんだり、eメールやメッセージアプリのメッセージやファイルを受信したりする場合、「下りbps」が大きければ快適に行えます。

そして「上りbps」はアップロードの際の通信速度となります。こちらは友達に写真や動画を送る際やメールなどでメッセージを送る際に重要となります。

この「下りbps」と「上りbpsネット回線のプロバイダを選ぶ際に知っておくと意外と便利なんです。使用用途によってどちらのbpsを重視するのかで、契約するプロバイダを吟味することが出来ますし、必要以上に通信速度の出る高いプランに入る必要もなくなるのです。では、次に使用用途によって必要なbpsの目安をご紹介していきます。

実際にどれくらいの速度が必要か




ここまでのお話で「じゃあどのくらいのbpsがあればいいの?」と思った方も多いのではないでしょうか。では使用用途によって目安となるbpsをまとめていきます。
メール・LINE→100Kbps~1Mbps
ホームページ閲覧→200Kbps~2Mbps
テレビ視聴(フルセグ)→3Mbps~5Mbps
低画質動画→1Mbps~3Mbps
高画質動画→3Mbps~5Mbps

これを見ると「意外と小さいbpsで事足りるじゃん」とお思いになる方も多いかと思います。最近では最大758Mbpsのスピードが出るWi-Fiルーターもあったり光回線では最大1Gbpsの謳い文句で宣伝がよく打たれています。

しかしこの最大〇〇bpsという数字、鵜呑みにしてはいけません。ほとんどの場合その最大値であるスピードは出ることが無く、「最大値の3割スピードが出ていれば上出来」と言われています。

これには理由があり、個人向けのネット回線プロバイダは基本的にベストエフォート型でサービスが提供されているのが原因となります。

ベストエフォート型サービスとは?


ネット回線のプロバイダには個人向けの共用回線を使う「ベストエフォート型」と規模の大きい企業向けの専用回線を使う「ギャランティ型」とがあります。この二つの大きな違いは「通信速度の保証があるか無いか」です。

個人向けの「ベストエフォート型」は通信速度の保証はなく回線が共有されているため、その時々の回線の込み具合や、回線・電波状況によって速度が低下したり通信が不安定になってしまったりしてしまいます。

ですので前途した最大1Gbpsという宣伝は「最大1Gbps出せる回線を共用できますよ」という意味に置き換えられるわけです。

企業向けの「ギャランティ型」は専用設備などの設置を行うなど莫大な費用がかかりますが、ネット回線を占有できるので、しっかりとカタログスペックに近い速度の通信サービスを受けることが出来ます。

やはりコスト面を考えると一般家庭の方は「ベストエフォート型」のネット回線を契約するしかないのが現状です。ではどのようにプロバイダを選べば快適なネットライフを送れるのでしょうか。

どうすれば快適に使えるの?




ここまでいろいろとご紹介してきましたが「結局どうすれば快適にネット出来るの?」という疑問がまだ解決していませんね。ここからはどうすればネットをよりお得に、そして快適に使うことが出来るのかご紹介していきます。

まず、通信速度には5つの要素が関係しています。
1 スマホ・パソコンの性能
2 アプリの複数起動などによるCPUやメモリへの負荷状況
3 ネットワークの混雑状況
4 プロバイダの設備能力
5 ネットワーク回線や機器の能力

まず、スマホ・パソコンの性能です。こちらはCPUの性能メモリ容量が大きく関係しています。

端末の性能が足りていない場合、データの送受信が早くてもそれを処理するスピードが追いつかなくなってしまい、結果としてその端末の最大速度以上のスピードが出なくなってしまいます。ですので、今お使いの端末によっては「〇〇bpsまでしか通信できない。」なんてこともありますので十分注意しておきましょう。

お使いの端末のCPUやメモリへの負荷状況も非常に重要です。いくら性能のいい端末を使用していても「アプリをたくさん起動しながら通信する」よりは「必要最低限のアプリを起動しながら通信する」ほうが処理能力に余力ができるため結果として通信速度が上がる場合があります。

ネットワークの混雑状況ですが、これはご自身ではどうすることもできません。しかしLANケーブルなどの接続ツールの性能も重要となってきます。「CAT5」のLANケーブルの場合は100Mbpsまでの速度しか出すことが出来ません。

CAT6」のLANケーブルでは最大1Gbpsの速度を出すことが出来るためスピードが欲しい場合は「CAT6」を使用しましょう。ハブも古いものですと、100Mbpsまでしか対応していない場合があります。

そして4、5ですが、こちらもご自身ではどうすることもできません。しかし、プロバイダを契約する前であればどうにかする方法があります。

それはTwitterをはじめとしたSNSで回線のつながり具合やサービスの評価を確認ることで前もって「プロバイダごとのネットのつながりやすい時間帯」や「実際の回線速度の測定結果など」が有志の投稿によって比較できるのです。

これを利用すればネット回線契約をする前に各プロバイダの回線混雑状況が見えてくるため、「安いけど回線が遅い…」「5Mbpsも出てないじゃん…」というような悲しい思いをしなくて済む可能性を上げることが出来ます。

またネット回線には「ゴールデンタイム」というものがあります。20時~24時がその「ゴールデンタイム」と呼ばれ、インターネット回線利用者の多い時間帯です。もし、この時間帯にネットをする機会が少ない方であればどのプロバイダを選んでも比較的快適にインターネットを使うことが出来ます。

まとめ




では最後にあなたにピッタリネット回線プロバイダとそのプラン見つける方法をまとめていきます。

最低限確保したいbpsを確認→確保したいbpsが出せそうなネット回線プロバイダとそのプランを探す→使っている端末と周辺機器がそのbpsに対応しているか確認→SNSで実際の通信速度の状況を調べる→お気に入りのプロバイダで契約

この流れであなたにピッタリのプロバイダ選びがしやすくなるのではないでしょうか。また、通信業界は価格競争が進んでいるため、キャッシュバックや割引が非常に豊富です。ですので契約したいプランが安くなるのかもしっかりと確認してから契約や問い合わせを行うのがベターです。

今や固定費となっているネット通信費用。少しでも安くなったらうれしいですよね。あなたにピッタリのプランでお得にネットを利用していきましょう。それでは!